Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

ワークスペースを作る

 ようやくミシンと糸を移動させて、ワークスペースを作り、いつでも気が向いたときにミシンがけができるようにした。早速作ったのは、椅子の座布団カバーと袋。母が若い時に着ていたウールの着物の布で作った。綺麗に洗い張りをして長年しまっていた布で。いつか娘の着物に縫いなおすつもりだったのかもしれない。母たちの世代は着物で生活をしていた。暗闇の中でも鏡を見ないでも上手に着物を着て、こともなく帯を締めていた。洋服を着るのと同じ感覚だったのだろう。着物で生活していた時代には、体型の変化に伴い、着物を解いて縫い直していた。そして、着物はまっすぐな布で手縫いで、直線縫いをするので、誰でもが縫えたのだと思う。着物の縫い目を解いて、伸子張りをして、干す光景は日常だった。

 袋作りが趣味の私にとって、母が残していた布はいろいろと想像を掻き立ててくれる。日常品を作ってみようと思う。

 先日、北野神社で書初めをした習字の発表があった。初めて私の書が金賞を貰った。娘と下の孫も金賞だった。上の孫は銀賞だった。家族で出品した書はみんな賞をもらった。なんでも賞は嬉しい。

 

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