Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

2018年1月1日

 大晦日のあと、上賀茂神社に初めて参拝に行く。いつもは下鴨神社にでかけていたが。上賀茂神社も12時になって開門。大勢の人たちが集まっていたが、下鴨神社ほどではないと思った。本来なら、昨年の3月に母を亡くしたので、喪中ということになるが、49日を過ぎればとか、納骨が終わればとか、いろんな解釈がある。要は人の心しだいということかもしれない。お寺にお参りに行くのはいいが、神様のいる神社参りはダメというのはどういうことだろうか。ネットで調べて見ると、神事は50日間を忌中といって、この間の神社参拝は避けることとあった。49日は仏事の考え方のようで、お寺参りはいつでもいい。

 まあ、新しい年を迎えるこころの準備として、例年の行事をこなすために、上賀茂神社にでかけて、健康的な生活が送れるよう神さまにお願いした。というよりは自分の決意のようなものを確認しにいくようなものだ。

 お昼前に下鴨神社に行く。例年下鴨神社で一年無事過ごせるように、絵馬のついたお札を受けている。古いお札を神社にお返しし、新しいお札を受けた。こちらも年中行事の一つ。

 下鴨から上賀茂への帰路、いつものバスに乗った。上賀茂神社の手前で、バスと車が立ち往生をしている。いくら信号が変わってもバスが前に進まないので、バスの運転手の方が、上賀茂神社参拝客をバス停の少し手前で降ろしてくれた。私はあと2停留所先で降りる予定だったが、そこでバスを降りて、賀茂川の土手を歩いて家まで帰った。普段は20分おきにあるバスが、4台も乗用車をはさんで連なっていた。御園橋の上の車がまったく動かない状態だった。多くの人が車で参拝に来るのと、狭い京都の町の通りを車が行き交うのには無理がある。日頃はそれほど交通渋滞もなく過ごしていたが、お正月となると、誰もが神社やお寺にお参りに行く。観光地は大勢の人たちが寄ってくる。

 賀茂川の河原を歩きながら、冷たい風が顔にあたり、妙に心地よかった。新しい一年が始まる。少しでも暮らしやすい社会であってほしいと願う。