Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

衆議院選挙の混乱に思う

 9月30日、10月1日の二日間、名古屋でWANの理事会があった。WANはウィメンズ・アクション・ネットワーク。ポータルサイトを作り、女性に関する情報をネットに上げている。創立して8年が経つ。もう8年も過ぎたのかと思うほど、あっという間だった。その間、3度リニューアルをして、いまの画面はとりわけ、スマフォを使っている人たちには見易い画面になった。若い人たちも加わり、WANの生命力となるコンテンツの充実が重要性をましている。女たちの情報を共有できる場が必要とされている。

 名古屋のグループが、山尾しおりさんを応援する声明文(9月26日)をだし、その記事をWANのサイトに載せている。先般の山尾しおりさんがプライペートな問題を週刊誌で面白可笑しく書き立てられ、政治生命を奪われようとしている。政治活動とはまったく関係ないところから、政治家を貶めるやり方はあまりにも目にあまる。こうした手法はメディア操作をしてきた安倍政権の常套なやりかたではないかと思う。こうした場に貶められる女性議員を誰も救いはしない。そんな政治もごめんだ。

 衆議院選挙が目前にある。小池百合子氏に対して、メディアはさまざまに報道している。メディアに踊らされることなく、自らの力でいまの政治状況を理解したいと思う。小池氏は、安部首相以上に憲法を改悪しようとする、極右翼の政治思想を持つ人だ。とても危険。なんの方針もださない「希望の党」になぜ誰もがついて行こうとするのか。政党には政治綱領があり、どのような方向で活動するかがうたわれている。「希望の党」にはそれがないのに、どうして民進党は「希望の党」に合流しようとしたのか。明らかなのは、安倍政権を倒すためにだけ、身売りをしてもいいのだろうと思う。前原氏にはそんな権利はない。

 「希望の党」=小池党の小池氏は「リベラル派」といわれる民進党の人たちを排除すると公言して、横柄な態度でいる。あまりの傲慢さに吐き気がする。

 民進党の枝野氏が「希望の党」に行かない人たちを束ねて、「立憲民主党」を立ち上げるようだ。大きな拍手を送りたい。これまで民主党民進党を支持してきた人たちの受け皿ができる。頑張ってほしい。