Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

ホームパーティに招かれる。プティ・フランス社会を

 知人からホームパーティーに誘われた。フランス語を勉強しているということから招かれたようだ。娘さんがケニアにJICAから派遣されて協力隊で仕事をすることをきっかけに知り合いになった。お母さんは日本人だが、お父さんはフランス人で十年以上も前に亡くなられた。招かれたのは、フランス人3人と、中国人、日本人2人だった。中国人と私以外はフランス語で会話をしていたが、フランス語の音の響きは耳には心地よかった。

 6時から始まり、アルコール類や飲み物で、延々とおしゃべりを楽しむ。私はこの日のためにサモサを持って行った。アフリカで友人からつくり方を教えてもらって、我が家のホームパーティでもよく作る。久しぶりに作ってみた。挽肉、玉ねぎ、人参、ジャガイモ、トマトに、様々なスパイスを入れて炒めたものを、春巻きの皮で三角形に包んで、油で揚げる。小さめのサモサを作る。みんなの評判は良かった。

 本格的なメインの料理が出たのは、8時頃。寿司飯に、刺身や野菜サラダなどが彩りよく並べられていた。デザートはお手製のりんごのタルト、チョコレートムース、チーズがあった。どれもとても美味しくて、楽しいお話に聞き入りながら、延々と食べ続けたという感じだった。ほぼ私にとっては初めて出会う人たちだったが、とても楽しかった。久しぶりにケープタウンでの生活を思い出した。いろんな家のパーティにお呼ばれして、楽しく暮らしたことを。