Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

WAN (Women's Action Network)の会議

 25日、26日と2日間、 WAN (Women's Action Network)の理事会のために東京に出かけていた。WANは女性情報に関するNetのポータルサイト。多くの女性たちのボランティアによって、女性に関する情報をネットで載せている。年に4回の理事会が、京都、名古屋、東京で開催されている。このサイトを立ち上げて、もう7年が経つ。何度かリニューアルし、今のサイトになり、携帯電話でも見られるような仕様になっているので、シニアグループと若い人たちの間でかなりの温度差がある。様々な分野で活躍する人たちが中心になって作っているのが特徴。情報を必要とする人たちにどう届けるか、どうアクセスしていただけるかが最大の課題である。現在、上野千鶴子さんがこのWANの理事長。それぞれが担当する分野での問題点と今後の展望などを20近くあるチームから報告があり、手作りの情報ネットワークへの熱い思いが議論された。

 私も母の介護や看護が終わったので、しばらくはWANの活動に戻ろうと思った。動画で情報を配信するということも今の時代に必要かもしれないが、どれくらいの人が立ち止まってくれるだろうか一抹の不安はあるが、動画サイトにも関わってみようと思った。大学で仕事をしていた時に、学生たちと映画に字幕をつけるという授業を担当した経験を生かしてみようと思う。今TVなどのマス・メディアでながされる情報は芸能ニュース化して、本質に触れないようにすり替えられたりするので、動画発信はWANにとっても大きな意味があるのかもしれない。