Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

母を見舞う

 母は入院4日目。だいぶ落ち着いているようにみえる。熱も平熱になっているが、食事は嚥下訓練食で、ゼリーのようなものだけ。おそらくこの中にはいろんな栄養素が詰め込まれているのだろうが、嚥下ができるように、トロミがついている。水分補給には24時間の点滴で体内の水分を保つようになっている。相変わらず、喉に痰がつくのか、咳が出るたびに苦しそうにしている。時々、看護婦さんが痰の吸引をしてくれる。

 完全看護だが、母は私が訪ねて行くと、手を握って離さない。おそらく寂しいのだろうが、多くの言葉は発しない。何をどうしてあげればいいのかわからない。むくみの出ているところをさすってあげる。少しでも血行をよくして、楽になってくれるといいと思う。

 病室で食べるお弁当は美味しいとは言えないが、部屋の片隅で食べる。いまは母は個室に入っているので、私が食事ができる場所があるだけでもありがたい。

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 同じ道のりでも、帰路はどっと疲れが感じられる。新快速の中でうつらうつらと居眠りをしていた。土曜日なので、バスのダイヤが変わっており、なかなかバスもこない。出かける前におでんを炊き、魔法瓶のお鍋に入れておいたので、美味しく味が滲みていた。野菜サラダを作り、美味しく夕食をいただいた。