Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

メリル・ストリープのゴールデン・グローブ賞授賞式でのスピーチ

メリル・ストリープセシル・B・デミル賞(長年映画界で貢献してきた人に与えられる賞)を受賞した。ゴールデン・グローブ賞授賞式で、メリル・ストリープは、次期大統領のドナルド・トランプを猛烈に批判した。

 私はメリル・ストリープが出演する映画の多くを観てきたし、大のファンだ。彼女は昨年のアメリカ大統領選挙戦の際、ヒラリー・クリントンを応援した。選挙終盤戦でメール問題が意図的に再燃し、ヒラリーは苦境に立たされた。トランプ側にいたアメリカの保守派は、女性、黒人、イスラム教徒、障害者に対する憎悪・差別を剥き出しにした。時代を逆流させる勢力をうまく利用してトランプが勝利した。

 ストリープは、ハリウッド映画や、メディアが協力して「差別」と闘うことが大事だと述べ、今後のアメリカが向かう危険への警鐘を鳴らした。勇気ある彼女の行為に感動した。

 日本のメディアは安倍政権からの圧力に屈して、重要な政治問題から目を反らせ、正確な情報を流さなくなった。

どうして新年早々にSMAPのファンたちの声を新聞紙面8面も使って載せなければならないのか。

メリル・ストリープのように格好よく生きたいと思った。