Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

2017年、1月1日に思う

今年こそは、日々の生活にゆとりを持ち、毎日を充実させたい。すこしでもブログを書くことで、日々の反省にも、進歩にもしたい。これが、2017年の年頭の決意。

 例年のしきたりとして、朝食は大晦日に作っておいたおせちに、白味噌仕立てのお雑煮とお屠蘇で新しい年の始まりを夫と二人で祝った。何よりも、健康であること、楽しく暮らすことを願う。

 そして、上賀茂神社下鴨神社に初詣に行く。毎年下鴨神社紅白歌合戦を観たあと、午前0時を合図に開門する下鴨神社に初詣をしていたのだが、今年は朝食のあとに初詣とした。9時過ぎだったので、それほどの人の出入りは多くなかったが、いつもと違って華やかさがあった。神社・仏閣で年頭の祈願と初心決意表明が好きだし、おみくじで今年の運勢を占う。ちなみに私のおみくじは「平」だった。平々凡々が一番でしょう。

 そのあと、バスで京都駅まで行き、JRの新快速で明石まで行く。母が12月中旬に誤飲性肺炎になり、明石の病院で入院中なので、見舞いに行く。妹と交代で隔日に母を訪ねている。昨年の4月以来、右足大腿骨の骨折で入院、手術、リハビリ病院への転院、退院、左足大腿骨骨折、入院、手術、退院、今回の肺炎入院。その都度、その都度で体力が衰え、気弱になっているのが目にみえてわかる。

 お正月も病院で過ごさなければならない患者が大勢いて、看護婦さんたちの懸命な看護に頭がさがる思いだ。母は大方眠っているのだが、時折目を覚ますと、短い言葉で多少の会話をすることができる。絶えず言葉をかける。今日がお正月だということも看護婦さんとの会話から知っていた。

 病室の外にある面会コーナで持参したお弁当を食べながら、母が元気だった頃のお正月を思い出す。料理好きだった母は、たくさんお節料理をつくり、お正月は子どもや孫たちに囲まれて過ごしてきた。いま、こうして病院のベッドでひっそりとしていることを母はどう感じているのだろうかと思うと、胸が締めつけられそうになった。早くよくなってケアハウスに戻れる日がきてほしいと思った。

 自宅に帰り、お節料理を食べながら、頂いた年賀状を読む。年に一度の便りの人も多くいて、それぞれに楽しく暮らしていることにほっこりする。中学時代の友人にお寺の住職さんがいて、いつも「お元気ですか」と聞いてくれる。年賀状の返信を書くのも1月1日の日課。

下の写真は、上賀茂神社(左)、下鴨神社(右)

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  下鴨神社                  小さなお弁当