Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

年末:雑巾とiPad入れを作る

年末になると忙しくなる。大掃除とおせち料理の準備。私の知人は、大掃除は年末にはしないことにして、年越しを楽しく過ごしていた。お正月になってから、家族がのんびりと余裕のある時間に掃除をするという。親の家や友人宅に訪問するので、おせち料理は作る必要がない。長年海外勤務をしていたことも影響しているのかもしれない。

 我が家の場合、この40年以上、お節料理を作り続けてきた。「長男の嫁」、夫の両親との35年の同居。逃れられない伝統の縛りのなかにいた。義母が亡くなり7年がたつ。娘も結婚して16年がたつ。夫婦だけになり、お正月は世界のどこにでも飛んでいける状況にある。それでも年中行事のように大掃除とおせち料理を作らないと落ち着かない。

 ここ数年、お正月の3が日を終えてから、娘家族と海外に遊びに出かけていた。グアム、韓国、シンガポールなどの近場であるが、気楽な休暇を楽しんだ。

私は2007年1月1日は、ケープタウンにいた。2006年9月から2007年8月まで1年間研究休暇でケープタウン大学にいた。その時のお正月は、年末から年始にかけて娘家族がケープタウンに遊びにきた。それでもおせち料理を作っていた。

 こうして伝統的な食べ物をそれぞれの行事の日に食べるのは、献立を考えなくていいので、気楽だし、昔の人たちの生活の知恵なのだ。だからデパートや大手のスーパーや生協などでおせち料理を予約販売しているが、どうも買う気にはなれない。黒豆を長時間煮るのも楽しい。一年に一度しか作らない田作りもうまくできると嬉しい。

 

 昨日は、普段掃除しないところ、食品を保存しているところなどを掃除するので、まずは雑巾作りをした。雑巾は古くなったタオルで作るのだが、今年は薄ての雑巾を作ろうと思った。タオルを4枚にたたんで作るのが普通だけど、年をとって、雑巾を絞るのにもう少し薄いのがいいといつも思う。手の力がなくなってきたからかもしれない。

それに使っているうちに雑巾が混ざってしまう。漂白したり、雑菌するので、どこのでもいいのかもしれないが、使う場所、使う所にわけて干しておけるような仕掛けを考えてみた。今回は、古くなったバスタオルを使用。バスタオルは厚手なので、二枚重ねでいい。端に色分けして輪をつけてみた。これはS字フックにかけて雑巾を干せるようにする。色で使いわけをしてみようと思う。ピンクは台所。青は風呂場周辺。

 

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ミシンの前に座ったついでにiPad入れを作る。今回のは、散歩に持ち歩く用に赤いベルトをつけ、肩から斜めがけにできるもの。いつもの久留米絣の端切れをつなぎあわせて作った。

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