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Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

久留米絣の作品

 9月8日、義母の七回忌を終えた。35年も同居していた義母が亡くなって丸6年がたつ。月日の流れは早い。それだけ私たちも年を取っているのだが、あっというまの時間だった。夫の姉妹、三人と久々に会う。それぞれの生活があり、それぞれに家族の問題を抱えているようだが、夫と姉妹たちは、子供の頃の話で大盛り上がりになる。何度も同じ話を聞いているが、皆にとって唯一の家族の繋がりを確認するかのようだ。

 9月6日は、ケアーハウスに入っている私の母を訪ねる。元気にしてくれているのが、なにより。母が若い頃に来ていた久留米絣の着物を洋服に仕立て直して着ていくと、母はじっと私の洋服を見ながら、昔の時折の出来事を思い出していた。タンスの肥やしになっているよりは、私が身につけて着ていることを喜んでくれた。

 私が大好きな布地は久留米絣で、時折ベストやワンピースやスカート、パンツ、コート等を買っては着ている。実際に私自身で袋を作ることもある。暇をみつけては、久留米絣の切れ端布で小物の袋を作ってきた。iPadやお弁当や水筒の袋などを作るのが趣味だった。写真は私が作ったもの。

 久留米絣の布は藍染めの糸を紡いだ木綿の布で風合いがいい。洗う度に藍の色が浮き上がってくる。いまでは久留米絣を織る人が少なくなってきたそうだ。普段着の着物を着る人も少なくなり、あまり生産されないようだ。

 藍染めは、世界中でみられる。特に西アフリカのインディゴ(藍染め)はすばらしい。日本の藍染めは蓼が中心だが、インドから世界に広まって行く藍染めは、熱帯植物のコマツナギ属 (Indigofera) から作られるそうだ。コマツナギ藍染に使われていたとは知らなかったが、朝の散歩道に繁殖しているコマツナギは可愛い花で、藍染めとは結びつかなかった。

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