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Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

映画「日本のいちばん長い日」を観る

 9月1日、映画「日本のいちばん長い日」を観にいく。この映画は⒈945年8月15日の知られざる真実を描いた作品として話題になっていたからだ。8月はテレビでも多く第二次戦時中の物語が放映された。映画ではこの作品が話題作だった。

 戦争終結のために、どのような決断が下され、実行されたかを知ることができた。

戦争末期の1945年4月に鈴木貫太郎内閣が発足し、7月27日に連合国は日本にポツダム宣言を受諾するように迫った。そしてアメリカが8月6日に広島、8月9日に長崎に原爆を投下した。史上初の原爆が日本国土に投下され、想像を絶するほど大勢の人びとが殺戮された。降伏か、本土決戦か連日、連夜議論された。なかなか結論がでない。最終的には天皇の聖断をあおぐ。天皇は、自分の名前において始めた戦争なので、自分の名前において、戦争を終結することを決断する。

 8月14日に御前会議が開かれ、閣僚たちは天皇の聖断を真摯に受け止め、降伏を決定する。そして天皇玉音放送が国民に届く8月15日正午までの「いちばん長い日」が描かれた。

 若手の陸軍将校たちの反乱や陸軍大臣阿波惟幾の最後などは、迫力があり、画面を直視できなかった。戦争責任の取り方が「腹切」や「自害」をよしとする日本文化の美学がこうした狂気の戦争状況からうまれてきたのだとも思った。

 しかし、さまざまな葛藤の中から戦争を終結させ、平和な社会が生まれてきたことをありがたく思う。

 この映画の中で、天皇が苦悩するなかで、皇居でヒメジョオンの草を引いていた。天皇雑草という名の植物はないと語っていたほどの人なので、どうしてなのかと思った。確かにいまの時期、うちのベランダにもヒメジョオンが咲いている。小さな菊のような花が愛らしい。

 ウィキべディアで調べてみると、このヒメジョオンは「1個体あたり47,000以上の種子を生産し、さらにその種子の寿命が35年と長いこともあり、驚異的な繁殖能力をもっている」とあった。繁殖能力が強く周りの草花を駆逐してしまうので、早いうちに引き抜かなければならないということだろう。