Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

皆既月食の夜

10月8日(水)夜の6時過ぎから皆既日食がはじまった。比叡山の上空は雲一つない、すばらしい秋の夜。まん丸いお月さまがふんわりと空に浮かび、下からかけはじめた。ゆっくりと、ゆっくりと欠けて行く。手元にカメラがなかったので、携帯電話でとったお月さまはぼんやりしていたが、それでも壮大な宇宙ショーをみているような感じだった。下の写真は8時半頃に、最近愛用しているCannon Eos Kiss X7、望遠レンズでとったもの。こちらはずいぶん遠くにあるお月様をきれいにキャッチしてくれた。

9時過ぎに北のベランダにでて眺めてみると、すっかりと雲に覆われていた。ときどき雲の隙間から見えたが、ぼんやりと赤く輝いていた。
静かにお月さまを眺めて、幸せな気分になれるこんな時間をたくさん、たくさん持ちたい。どれだけの人たちが同じお月さまを眺めたことだろうか。