Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

 朝の散歩に京都府立植物園にでかける。9時に開門なので、8時35分に家を出る。
 植物園の中は空気がさわやかで、木陰に入るとひんやりとしている。カンナ、タイタンピカス、サンゴジュ、サルスベリサルビアなどが真っ赤な色を競いあっていた。


温室の前の鏡池の水連。


バオバブの木に昨日花が咲いたという。一日花なので今日の午後には散ってしまうために、午前中には是非みるようにと薦められる。ここの植物園の年間会員でもあり、植物園のボランティア会員にもなっている。温室の入場は10時からなので、いったん植物園を出て、再入園することにした。植物園北側の入り口の斜め前に進々堂があるので、ここでコーヒを飲んで休憩。10時になり、再度入園して温室で、4メートルほどもあるアフリカバオバブの花をみる。生まれて初めてみる花だ。

花は直径20センチほどで、真ん中に針状になった球状がおしべだそうだ。このおしべが一日で落ちてしまう。横にあるのがおしべが落ちたあとのもの。とても可愛い花で、不思議な形にみとれてしまった。このアフリカバオバブは、日本では京都と沖縄と富山の植物園でしか見られないという。バオバブの木は、『星の王子さま』で有名になったが、アフリカを旅するとよく目にする。解熱剤や胃腸薬としても使われるので、地元の人たちはバオバブの木を大切にしている。聖木。

温室には、黄色のリュエリア ロンギフロラと、赤色のヘリコニア・ブシッタコリムが咲いていた。オーストラリアのケアンズの植物園にもあった。

この次、植物園にくるときにはスケッチブックを持ってきて、一日中お花と向き合って、書いてみたいと思った。
四季彩の丘で、しばらくひょうたんを見てまわる。色も形もさまざまで種類の多いことに驚く。