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Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

母のところに

 母が、ケアーマネジャーさんとのひと月に一度の面会日なので、立ち会う。いつもは近くに住む兄が立ち会ってくれているが、私も立ち会うことにした。この夏に10日ほど母と一緒に暮らして、いろんなことが見えてきたので、そのことをケアーマネジャーさんにお話をすることにした。いま週に3回、1時間のお掃除と見守りに来てもらっている。また週に3回のデイケアーサービスに出かける。デイケアーでは、他の方たちと一緒に折り紙をしたり、塗り絵をしたり、算数・国語などのちょっとしたテストをして楽しんでいるようだ。お昼には計算し尽くされた食事もでる。見守りのなかお風呂にも入ってくる。至れり尽くせりで楽しい時間を過ごしているようだ。こうしたことが本当に楽しいのか、時間つぶしなのかはよくわからないが、家から外にでて、人と接する貴重な機会ではある。
 私が行くと、買い物や食事を作り置きするが、忘れてしまうのか、冷蔵庫に残されたままのことが多い。また例えばバナナが何本も入っている。バナナはお手軽に食べ易いからと言って、どうも毎日のように買ってくるらしい。5日前に出かけた時に、バナナはカリウムが多いので、あまり食べないようにと注意していた。いま母の血液検査の結果、カリウムが高い数値になっているので、バナナはあまり良くない食べ物なのだ。お医者さんからもカリウムの多い食べ物を食べると、心臓に負担がかかると説明を受けている。
 しかし、母の頭のなかで、バナナは好きだし、食べ易いので、食べたいということらしい。冷蔵庫の中をみると18本のバナナが入っていた。おそらく毎日毎日バナナを買いにでかけているのだろう。食べられなくなった黒いバナナ、いくつも袋に入ったバナナを見ると悲しくなる。おそらく認知症のせいだろうが、毎日近くのスーパに出かけることが日常の行動パターンとなって、同じものを買うことで安心しているのかもしれない。
 母をきょうだい3人で初めてケアーハウスの見学に行った。母の混乱ぶりがあり、私は「こんな所に入れられるのか」と抵抗を示した。兄の家に行きたいと初めて口に出した。昔気質の人で当然、息子が老身の母を引き取るものという考えだ。さて、さて、どうするか・・・・