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Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

NHK会長の発言を考える

籾井(もみい)勝人会長の就任会見での発言が問題になっている。今日の衆議院予算委員会に招致されて、NHKの会長としての責任と資質を問われた。個人的見解で逃げ切ろうとしたこと事態が問題であることに気づいていない。個人的見解であれば、それは放送法に違反すると民主党の原口氏は追求するが、そのことの意味すら無視しようとする態度は確信的であると思った。国際放送についても「政府が右と言っていることを左と言うわけにはいかない」とか、白とか赤とかというわけの分からない言葉で逃れようとしたが、ますますどつぼにはまった感じだった。

 さらに、NHKラジオ第一放送で30日朝に放送する番組で、長年コメンテーターをつとめる東洋大教授が「経済学の視点からリスクをゼロにできるのは原発を止めること」とコメントする予定だったことに対して、NHK側がクレームをつけた。教授は出演を拒否したとのことだった。NHK側の主張は、「東京都知事選の最中は、原発問題はやめてほしい」というものらしい。知事選中だからこそ専門家の意見は貴重だ。しかし、このようにNHK表現の自由を抑圧するのは、おかしいし、明らかに政府よりの意見の代弁者になりつつあるのが気にかかる。

 NHKの新会長は就任会見で「国際放送で日本政府の意向を伝える」としている。原発再稼働を強く打ち出している安倍政権の意向を受け、東洋大教授のコメントは不適切だと判断しているのは、あきらかに偏向がある。
NHKは受信料で成り立ち、政府の広報メディアではなく、公平公正な報道が期待されているはずだ。
 こんなNHKにどれだけの人が今後も視聴料を払うだろうか。NHKの報道を見たくも、聞きたくもない人がどうして視聴料を払うだろうか。