12日(日)は、NHK全国都道府県対抗女子駅伝競走大会が京都であった。西京極陸上競技場からスタートし、五条通・西大路通・北大路通・堀川通・紫明通・烏丸通・丸太町通・東大路通・今出川通・白川通・宝ヶ池公園の計11の通りを通り、左京区の国立京都国際会館前を折返し、来た道を戻る42.195kmを9人で走る。何と言っても、クライマックスはアンカーの9区で、距離は10kmもある。今年は、京都が15回目の優勝を果たした。
京都チームは、最初は少し出遅れていたが、第四区間でロンドンオリンピックに出場した木崎良子が4位から2位に押し上げた。当然区間賞を獲得。京都は勢いがつき、第五区でトップに躍り出て、首位を最後まで守った。私は第9区に入る烏丸鞍馬口の現場に見に行く。9区はゴールまで10キロあり、最も大変なコースだ。一位と二位の差はわずか6秒差だったが、地元の京都がトップでバトンタッチをするところをしっかり見定めて、家にとんで帰りテレビでゴールするところをみた。
9区で青森県の代表の福士加代子(ワコール)は、ニコニコしながら37位でバトンタッチをした。京都は走り慣れていたとはいえ、12人ごぼう抜きを果たしたそうだ。すごい。
私のマラソン観戦は40年の経歴がある。琵琶湖毎日マラソンから始まり、京都を走るマラソン、駅伝は路上で観戦してきた。マラソンにはいろんなドラマがあり、家でじっとテレビを観ていられず、路上で応援したくなる。