Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

9月5日 ケープタウンからヨハネスブルグに移動

 9時にフラットの鍵を不動産屋さんに返しに行く。係のオードリーに電話をすると今週は休暇中なので仕事には行かないので、鍵をポストに入れておいてほしいと言われた。カードでの支払いの確認があるので、出勤してきてくれた。
 空港に直行し、レンタカーを返した。実は2度車止めのようなところにぶつけたが、傷はあまりめだたなかったので、何の問題もなくすんだ。しばらく空港でWiFiにつないで、メールをチェックした。空港では30分間で30ランドもした。1ランドが11円ほどなので、330円ほどだが、結構高いように思う。そうこうしているうちにヨハネスブルグ行きの搭乗が始まった。
 天気がいいのと、風向きの関係からケープタウンからヨハネスブルグまで1時間半。ヨハネスブルグ空港でレンタカーをする。ケープタウンで借りていたのと同じフォルクスワーゲン社のポロだった。いつも利用しているアフリカ・ドライブとのやり取りでは日産の車を借りる予定だったが、ポロに変わっていた。ベンツを2度借りたことがあったが、いずれも警察官に止められ、いやな思いがしたが、ポロは大衆車なので安心して乗ることができた。
 ヨハネスブルグの町中までおよそ20分で着き、お昼の混雑時にいくつもの信号を通って、シャミンの家まで20分ほどでたどり着いた。四方山話をしたり、メールチェックをしたりしてぶらぶら過ごす。6時過ぎに家を出て、シャミンとボブと3人でIllovoにある日本食レストラン「大和」に行く。茶碗蒸し、ホウレンソウのごま和え、シーフード・サラダ、天ぷら、握り寿司などを食べる。
 9時半から、マリカナでの出来事をあつかった番組をみる。昨年の8月にマリカナにあるロムニ鉱山社で働く人びとが賃上げや労働条件をめぐってストライキをした。それを鎮圧するために警察が出動し、労働者に向けて発砲した結果、40数人が死亡し、多くの負傷者をだした。アパルトヘイト時代と変わらないひどい虐殺があった。ちょうど一周忌にあたるので、特別番組がくまれた。ボブは労働組合の教育に関わってきた人で、Facebookでマリカナ事件に関して何度も発言していたので、一緒にこの番組をみることができてよかった。