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Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月23日(金)、チナ・ムショーペと再会

朝8時30分、ダーバンからやってくるチナ・ムショーペをケープタウン空港に迎えにいく。ケープタウンで2つ用件があるので、私のために時間を作るために早朝ダーバンの家を出てやってきた。City Lodge Hotelで用件があるというので、そこに直行し朝食を一緒にとりながら、近況を話しあう。娘は高校生だが、すでにチナと同様にPerformance Artsに関わり、舞台で活躍中とのこと。明日に出演するので、今日中にダーバンに帰らなければならないと。
 今年3月にアメリカのチャールストンで開催されたアフリカ文学会で会ったので、それほど時はたっていないが、相変わらず忙しく仕事をしている。しばらくボストンでWriter in Residenceの期間を過ごしていた。長編小説を手がけ今秋に出版される予定とのこと。
 どこやらへ電話で連絡をとっていたが、場所はCity Lodge Hotelではなく、Cape Town Lodge Hotel であることがわかった。そちらに移動した。SAHRA(South African Heritage Resources Agency)主催の「女性の日」関連イベントに招待されていた。この組織からMmabatho Ramogoshiさんがヨハネスブルグから参加し、1956年のパス法反対のために全国から2万人の女性がプレトリアに集まってきた歴史的な出来事を話した。この日を記念して今南アフリカでは、8月9日が「女性の日」として国民の休日になっている。

 つづいて、チナが自らの女性史を語った。母は働きづめで8人の子どもを育ててきたこと、姉に教育費を出してもらって学校に行けたこと、姉は食べるものも食べずにチナを支えてくれたこと、そのために学校で学んだことを無駄にすることがないように生きてきたこと等等。いつものように歌と身振りを交えての参加者を巻き込んで行く。いつ話を聞いても、力強さとユーモアと感動がある。大方が若い女性で、数人の男性が参加していた。
 12時半過ぎまでここにいて、次はPresident Hotelで会議があるとのことで、そこまで車で送る。いろんな人に聞いたが、なかなかホテルの場所がわからなかったが、行ってみると私が借りているフラットのすぐ裏側にあった。チナとここで別れる。
 フラットに戻り、ランチを食べる。ウォーターフロントでメールチェック。夜7時からフガード劇場で上演中のPieter-Dirk Uysの50 Shades of Bambiを観に行く。Pieter-Dirk Uys のお得意役Evita Bezuidenhoutの妹Bambi Kellermannの50年間の性に関わる人生物語。表現の自由と性の自己決定権を持つことが前面に押し出されていた。これも「女性の日」に関連して特別に上演されたとのこと。最後は、一夫多妻制を実践し、自らの性行動を豪語する現大統領ジェイコブ・ズマに対する皮肉が込められた。
 ピーター・ダルク・エイスのユーモラスな語りと歌に、Godfrey Johnsonのピアノと弾き語りが呼応していた。アフリカーンス語と英語が入り交じるので、観客が笑っているところで笑えなかったが歯がゆかったが、何となく雰囲気で分かったような、分からないような気分だった。こういう時は南アフリカの友人と一緒に行くのがいいのかもしれないと思った。