Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月22日 ケープタウン大学でメールチェック

 久しぶりにケープタウン大学に出かける。図書館でメールをチェックしたのだが、wifiのつながりが悪く、あまりのスピードの遅さにイライラする。これも現代病かもしれないが。アフリカ研究センターのハリーの部屋を覗く。この前に覗いたときには、ナイジェリアでの会議に出ていて留守だった。ハリーは私と同じくアフリカ文学会に所属し、アフリカ文学の研究者だ。今年の3月にチャールストンで開催された会議で一緒だった。
 27日にアフリカ研究センターでネヴィル・アレクサンダーの一周忌記念講演会が開催されるとの招待状を受け取ったばかりだった。この研究センターも歴史が長く、私も数ヶ月滞在させてもらったことがあった。ケープタウン大学に来るたびにお世話になっている。規模は縮小され、ここにAfrican Gender Studies, Gender Studies、社会学なども統合されたとのこと。African Gender Studies に立ち寄って、最近のジャーナルを入手。
 おそがけのランチをオブザバトリーでとる。ここはちいさなショッピングモールだが、地元の人たちには便利。インド系の人も大勢住んでいるので、インド・レストランがある。ここではビーフカレー、チキンカレー、マトンカレー、野菜カレー、ビリアニ、サフランライス、サラダ等バラエティに富んだ料理が並んでいて、好きなものだけをお皿にとる。目方で値段が決まる。ロティを一枚とノンシュガー・ダイエットコークを含めて、合計700円ほど。
 昔からあるメインロードを通り、ケープタウンに帰る。途中District Six Musiumに寄る。このミュージアムが開館された時はちょうどケープタウンにいた。1994年12月。それからもう19年にもなるが、いつも世界中から人びとが訪ねてくる。アパルトヘイトによって、どのようにこのDistrict Sixに住む人びとの生活が破壊されたかが、写真で紹介したり、町の通りの名前を床に復元させている。
 このミュージアムのすぐ近くに、フガード劇場があることを知り、そこを見てみたいと思った。Pieter-Dirk Uys の 50 Shades of Bambi のチケットを購入。24日が最終日で、今夜のチケットは完売。明日のはわずか3席しか残っていないとのこと。早速明日の夜のチケットを購入。Pieter-Dirk Uysはアパルトヘイト時代から一人芝居で、何人もの著名人に舞台上で変身しては観客を楽しませてくれる。南アフリカの状況を風刺したり、時には真剣に観客に問題を投げかけたり、とてもユーモアのある舞台作りに引き込まれる。ダーリンの元駅舎であった、彼自身の住まいを劇場に改装し、週末には観客を楽しませている。以前に友人と一緒にPieter-Dirk Uysの劇場に出かけたことがある。
 お茶を飲むつもりで、立ち寄ったウォーターフロントでまたもやメールのチェック。ブログの整理などで時間をすぐすことになった。ここのwifiが一番つながり安いかもしれない。ほぼ毎日やってくるので、カフェの兄ちゃんは「やあ、おばちゃん」という感じで声をかけてくる。