Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

8月3日、東京三鷹で会議

 東京も暑い。そんな暑い中、関西、関東から36人も集まり、WAN(Women's Action Network)の活動について2日間の合宿が三鷹で行なわれている。このWANは、Web上で女性の情報ネットワークを提供する認定NPO法人の活動。多くのジェンダー関係の社会活動を行う団体からも認知され、共催活動をしている。多様化して広がっている。それだけ、女性に関する情報を必要としている人たちがいることだと思う。それぞれが忙しすぎて、かつてのように同じようなことを考える人たちが集まり、行動を起こして行くというやり方は物理的にも難しくなってきた。だからこそ、WANのようなネット上で情報や行動を共有するようになった。
 組織とサイトについては、http://wan.or.jpに詳しいので、ぜひ訪ねてみてほしい。
 会議は、これまでのWANの活動や組織の説明を細かく紹介しているが、若い人や比較的新しくWANに関わってくださっている人にはとても重要なことだ。こんなふうに組織の中身を具体的に紹介すること、それぞれの部署で具体的な仕事をしている人の顔が見えることが大事だ。Web上では毎日毎日ヴァーチャルに関わっているが、しかし実際に顔を突き合わせて、声の調子を聞きながら、人と人とのつながりが強まることが一番重要だ。
 最近のニュースでは、若者たちがスマフォやアイホーンの影響を受け、「ネット中毒者」が増えているという記事があった。若い人たちは、ネットを介してコミュニケーションをとり、現実でのドロドロしい人間関係をさける傾向にある。意思を十分に伝えるのではなく、携帯メールで「了解」「OK」「ダメ」だけで会話を成立させている。家の中にいる家族間でも携帯メールで済ませることがある。
 そうした状況のなかでも、このWANに行き着き、現実社会にめざめ、そして全国の、あるいは世界のネット人たちとつながり、社会を変えて行くことができればと願いたい。
 明日もつづく。若い人たちの意見にも耳をかそうと思う。