Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

神戸で友人たちとランチ

以前は、1月15日が成人の日だった。1999年以降、成人の日は第二月曜日に変更された。数年前から、高校時代の友人たちが「旧成人の日の会」をはじめた。そのおかげで、1年に1度は高校時代の思い出話などを肴においしい食事会がある。今年は「神戸プレシール」というお店で集まった。南あわじ市でとれた野菜たち、たまねぎ、レタス、菜の花、キャペツ、サツマイモ、シイタケ、かぶ、等のたくさんの野菜を蒸して食べる。とくにたまねぎともやしを並べ、その上に神戸肉を広げて蒸す。たまねぎともやしをお肉で巻いて食べる。野菜のもっている素朴な味をたっぷりと味わうことができた。前菜として、菜の花と数の子の和風タルタルとまぐろのオニオン粒マスタードソースは、小皿にのって出てきた。絶妙なお味だった。こんなにも、地元の野菜を堪能することができ、心まで豊かな気持ちになった。

久しぶりに神戸のハーバーランドやメリケンパーク周辺を歩いた。震災のときの被害状況を保存した波止場とメモリアルパークを初めてみた。若い頃になじみだった海岸通りは、すっかりウォーターフロント開発で姿を変えてしまい、「ここはケープタウン?」「ここはシドニー?」「ここはシンガポール?」と思うほどだった。





メリケンパークにあるオリエンタルホテルで、休憩をした。 
神戸の海を眺めながら、雑談をした。子育ても終わり、定年も迎えて、自分の人生と向き合う時期にさしかかったものたちが、それぞれに水泳、精密画、短歌、コーラス、ヨガ、茶道、映画等に自分の時間を見つけて、楽しんでいることに、すごく励まされた。さまざまな闘いをくぐり抜けたものたちが、穏やかな気持ちで自分と向き合っていると思った。
手間のかかる干し柿をご自分で作って、皆さんにプレゼントしてくださった。精密画を楽しんでおられる友人からは、バラやユリの花やふきのとうをポストカードにしたものをいただいた。とても嬉しかった。写真は友人の作品とお手製の干し柿