Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

スケッチ教室に水泳

少し時間ができた。今朝一番にかかりつけの病院に行き、診察を受けた。長年通っていた病院は、ひと月に一度予約制で診察と薬をもらうのが、すごくストレスになっていた。家から病院まで車で45分はかかる。朝9時の予約をとっていても、8時半までに病院に行き、受付とさまざまな検査を受けなければならない。診察が始まってもなかなか進まないので、30分以上も待たされることがあり、診察は5分程度の問診で終わるだけ。診察が終わっても、病院の近くの薬局で薬をもらうにも、長時間またされる。これは病院が総合病院であるために、各部局の患者さんの薬を扱うことになるからだ。
昨年の9月にこの長年通った総合病院をやめ、近所の個人病院に変更することにした。インターネットで専門医を探した。とにかく診察を受けてみることにした。とても親切で、安心して相談できそうな女性の先生だった。病院通いのストレスが大いに解消された気分だった。ここ数ヶ月通った結果は、みるみるうちに数値は改善されている。毎朝の散歩や、食事への注意などが功を奏しているのはいうまでもないが、病院との関係も多いに影響があったかもしれない。

年末に美容院にいけなかったので、久しぶりに髪の毛を切ってもらう。さっぱりする。
午後からはスケッチ教室に顔を出した。私が最も苦手としていた人物像の書き方、スケッチの仕方を教わる。きわめて論理的で、数学的でもあると思った。まるで幾何の勉強をしているような感じだったが、うまく人物の顔や動きが描けた。人間は関節のところが屈折するので、関節から関節までを意識して描くことや、顔の中のパーツ、まゆげ、目、鼻、口、耳などの比率や位置を理解していることも重要だということを知った。お手本になるものをしっかりと理解して、真似ることから始めるという初歩的な作業が、意外と新鮮だった。
この教室は、私が昨年にメンバーになった「Ars Locus」という「おとなの小学校」で開かれているものだ。私がここに入会したのは、プールがあり水泳ができることが唯一の理由だった。同僚がすでにメンバーになっていて、教えてくれた。私はこれまでに長年スイミング・スクールに通ってきた。京都で著名な踏水会には5〜6年通った。徹底的にフォームを直された。厳しい指導にドロップアウト。一条寺にあるエル・スポーツにも5〜6年。それから北大路にあるコナミスポーツにも5〜6年通った。いまはこの規模的には小さなスイミングプールでゆっくりと泳いでいる。
今年になって初めてArs Locusのスケッチ教室に来たので、ついでにプールで泳いで帰ることにした。私が泳いでいる時間帯には、ほとんど誰も泳いでいない。20メートルの3レースの小さなプールだが、一人でのんびり泳ぐのも悪くはない。