Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

ピックルド・フィッシュを作る

久しぶりにピックルド・フィッシュを作った。このレシピはケープタウンで暮らしていた頃、友人のジェニーが教えてくれたものだ。夏が終わり、秋になる頃にケープタウンに住むカラードの人たちはよく作るという。

タマネギを少し太めにスライスし、お鍋のなかで少し茶色になるまで、塩こしょうをして、よくいためる。そこへお砂糖と酢とターメリックをいれる。�魚は小口に切り、塩こしょうをして、小麦粉をまぶしておく。フライパンに少し多めの油を入れ、魚を少しフライにするようにして焼く。�タマネギをパットの下に敷き、その上に魚をのせる。その上にタマネギをのせる。幾層にもタマネギと魚を交互に重ねて2、3日から1週間おくと、おいしくなる。



お酢とターメリックの味が微妙においしさを引き出してくれる。たまに食べるとケープタウンのことを思い出す。ジェニーはスパイスを買いに行く時は私を誘ってくれ、どのスパイスをどの料理に使うのかを教えてくれた。ヨーロッパの人たちが、スパイスを求めて、大西洋を航海し南アフリカケープタウンを回って、インド洋にでて、インドを目指した。こうしてスパイスが世界中に広がっていき、多様な料理が生まれた。
私もケープタウンで暮らすようになってから、スパイスに関心を持つようになった。