Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

北野天神さんの梅は5分咲き

 3月になってようやく、年末からずっと気になっていた障子の張り替えができた。いつもなら、年末に障子の張り替えを行なうのだができないでいた。ようやく気分転換に障子の張り替えをした。午前中に古い障子を剥がして、障子の桟をきれいに水洗いをしておく。ごしごしと柔らかいタワシで擦るのは気持ちがいい。しばらく外で日干しをしておく。こうした下準備にしばらく時間がかかる。実際に障子紙を障子の枠におさまるように切る。和紙なので折り目にそって包丁で切って行くときれいにきれる。あとは、障子張り替え用の糊を桟につけ、その上にそっと障子紙をのせる。あとは両端を引っ張るようにして、紙をのばしておく。障子紙に霧吹きで水を吹きかけておくと、乾くときに障子紙がピーンと張るので、きもちがいい。


 

京都では梅が咲き始めた。北野神社の梅林はすばらしい。毎年2月25日の「北野さんの日」の「梅花祭」にでかけているのだが、今年は寒さのために梅の開花が遅れているとのことだったので、しばらく待っていた。約2万坪もある境内に50種約1,500本の梅の木がある。まだまだ5分咲きで、枝にいっぱいの蕾をつけた木々もあちこちにみられた。梅苑は公開されていたが今回は入らなかった。豊臣秀吉が作らせた御土居の一部がここには残っていて、この御土居沿いにもみごとな梅の木がある。一週間ほどしてもう一度北野さんを訪ねようと思う。