Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

またもやカメがやってきた

 ミネソタのパイプストーンから赤岩のカメがやってきた。ここはネイティブ・アメリカンが赤い岩を切り出して、パイプを作ったことに由来する土地だ。もう一つのカメはカメ島(タートル・アイランド)からきた。どちらもネイティブ・アメリカンのカメだ。アメリカ人友人のお母さんがお土産に持ってきてくれたのだった。ありがたいことだ。




 今日は友人と大阪の中之島にある国立国際美術館草間彌生展を観に行った。以前に松本市美術館の入り口にある草間彌生の色鮮やかなオブジェや常設館にある作品を観たことがあった。今回のテーマは「草間彌生 永遠の永遠の永遠」で、自らの人生を見つめた自画像と、おどろおどろと湧き出る内面の世界を描き出す。横向きの顔を描いた線は画面一面に現われ、それを見つめる無数の目、心の中に潜むさまざまな思いが幾つもの線となって表現される。想像することもできないほど奥深い心の叫びがある。作品のタイトルに何度も納得しながら草間ワールドに触れた。「心から生命の賛美をうたい上げたい」「青春は死と生を共にたずさえて、あなたの背後から音もなくしのびよってくる」「いまこそ生命の輝きを見てほしい」「私大好き、とても好き」「命の消滅」「いつかは死をむかえる」「自分の死のあとも宇宙はなにごともなく進んでいる」「私の命の消滅」「すべてが永遠に回帰する」「死をおそれる事はない」


トレードマークの水玉模様と、テーマの花を表現した新作の彫刻作品も展示されていた。

リーガ・ロイヤルホテルのロビーにも展示されていた。(下の写真)