Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

なばなの里に

名古屋に用事があり、車で出かけた。帰りに長島温泉に近い「なばなの里」に立ち寄った。連日テレビで宣伝しているのと、暮れにでかようと思ったときには、ホテルの予約がとれなくて断念していた。名古屋からは東名阪道路の長島ICでおり、10分程のところにある。夜は5時55分からイルミネーションのトンネルが始まるというので、しばらくお花畑や広大な池の周りを散策した。そしてベゴニア温室に入ると驚いた。そこには数百種、一万2000株の花々が一杯飾られていた。アンデス地方のベゴニアは球根ベゴニアで、まるでバラの花かカーネションの花のようにみごとな大輪の花を咲かせていた。
私はベゴニアは小さな愛らしい花をつけるものしか知らなかったので、思わず歓声をあげて写真をとりつづけた。ベゴニアの育て方は非常に簡単で、つぎつぎと花を咲かせてくれる。長くのびた茎を積んで、土の中に差しておくと、またそこから花を咲かせていくので、長い期間ベゴニアの花を楽しむことができる。
630万個のLEDの夜のイルミネーションはみごとだった。
およそ200メートルの光のトンネルは圧巻だった。
トンネルを抜けると、日本の庭園があり四季の移り変わりをみごとに演出していた。桜の春、一面緑の夏、花火、真っ赤な紅葉、真っ白な雪化粧と変化する。一面の野も色鮮やかに変化する。虹色に染まった野原は新しい年の希望を象徴しているかのようだった。暗闇の空を背景にして、みごとな光のアートはひとときの幸せを感じさせてくれた。