Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

鴨川にゆりかもめが

 寒波が少し和らいだので、下鴨から上賀茂まで鴨川沿いを散歩した。ユリカモメが朝のやわらかな日差しを浴び、川面で水遊びをしていた。10月の終わり頃から5月頃まで毎朝、琵琶湖から鴨川に遊びにきて、夕方になると琵琶湖に帰って行く。あまりの美しさに思わず携帯電話で写真をとった。まるで水彩画のようだった。ユリカモメは都鳥とも呼ばれ、京都の人には親しまれてきた。他には、かるがも、まがも、こがも、だいさぎ、あおさぎ、こさぎ、せぐろせきれい等があちこちにいて、バードウォーチャーには楽しい場所だ。

 ここしばらく寒かったので、水が流れていないところは氷が張っていた。水の流れているところは、川底の石や水藻がみえ、ところどころで鯉が泳いでいるのがよく見える。川沿いの桜の木の枝えだはかすかに膨らんでみえる。春まではまだまだ時間があるが、それでもじっと春を待ちわびている姿が愛おしい。