Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

誕生日のお祝いに

 3週間ぶりに整体に行き、心身ともに軽やかになった。先生いわく、この間身体を休めていたためか、これまでのような筋肉の硬直やこりはなくなっているとのこと。やはり身体を休息させることが一番重要だと。
 若い先生は、京都整体を2年程前に御池通り室町下がったところで開業した。私が勤める大学の卒業生で、環境社会学を学んだが、人の身体を治すことを喜びとし、独学で整体を学んだという。昨年はイギリスで開催された整体学会にも参加し、身体の構造を学んできた。いつも前向きで一生懸命、人の身体と向き合い、悪いところを治すのが喜びだという奇特な人だ。
 私は若い頃から、肩こりや腰の痛みがあり、マッサージ、指圧、カイロプラクティック、針等、ありとあらゆる治療をしてきた。同時にウォーキングや水泳、踏み台昇降運動などにもときどき取り入れているが、なかなかうまくいかない。いま行きついているのが整体である。私にとって整体は、車のエンジンオイルのような役割で、蓄積疲労を何とかほぐして、先に進んで行くようなものである。疲労困憊して倒れる寸前で整体に駆け込んで行き、助けてもらっている。
 この間、突発性難聴のために、強制入院で点滴治療を受けてきた。いまは自宅で投薬治療をしながら、できるだけ静かに暮らすようにしている。こうしたことは私の生活に決定的な変化をもたらしている。昨年一年間は、個人的には特に多忙な時期だった。無理が利かない年齢になっているにも関わらず、ノンストップで走り続ける生活は、身体のあちこちが悲鳴をあげていたのだが、整体や温泉でごまかし続けていたのだ。
 今回のできごとから、自分の体力に過信をしないことを学んだ。

 私の誕生日は1月24日だが、今日整体でお誕生日のお祝いにとかわいいブーケをいただいた。大好きな花のプレゼントはなによりも最高。誕生日にはFacebook南アフリカ、アメリカ、カタール、イギリス、フィンランド、日本からたくさんのメッセージをいただいた。私のことを思い出してくれることに何よりの幸せを感じた。一年を区切りに新たな気持ちになれるのも悪くはないと思った。