Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

湯の山温泉、御在所岳の樹氷

名古屋に行く用事ができた。八日市、彦根あたりから関ヶ原のさきまで、名神高速道路の両側にひろがる畑には真っ白な雪が積もっていた。急な冷え込みで山々の木には砂糖菓子のようにかわいい綿帽子をつけ、みごとなクリスマスツリーのようだった。雪景色は遠くからながめていると、美しいけれども、住民にとっては厳しいのだろう。
 名古屋からの岐路、湯の山温泉に行き身体を暖める。いつものことだけれども、三度は温泉につかる。食事前と、寝る前と、翌朝の三度。翌朝御在所岳にロープウェイで登る。ここしばらくの寒気の襲来により見事な樹氷が目の前に広がっていて、圧倒された。顔にかかる風は冷たく、きれいな真っ白い粉雪のような雪を踏みしめる足下は寒い。ここのツツジの山は、みごとな樹氷で氷の花を咲かせていた。生まれて初めて見る景色にしばし寒さを忘れていた。


帰路、伊勢神宮に立ち寄る。ここは静寂の森のなかにある厳かな霊場