Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

12月8日、京都御所を訪れる。

アフリカ文学研究者であるアメリカ人の友人が久しぶりに京都にやってきた。朝の10時前に宮内庁の京都事務所で京都御所と仙洞御所の見学を申し込んだ。外国人は当日に御所を見学でき、日本人は一人の通訳者が同行できる。私はここしばらく御所の見学をしていなかったので、同行させてもらうことにした。
 仙洞御所は、江戸時代の初めに、後水尾上皇のために作られ、庭は小堀遠州作。天皇の退位後の住まいとしてあったが、火災後は再建されず、庭だけが残っている。ここに隣接する大宮御所は、天皇夫妻、皇太子夫妻の宿泊所となっている。天皇京都御所に滞在時に護衛もつけないで、仙洞御所を皇后と散歩をする場所だそうだ。とても美しい自然がここには溢れている。ひときわ際立って真っ赤なモミジは見事に枝をのばしていた。この日は3ヶ月も前から申し込んで見学を許されていた日本人が大勢がいた。御所の広さにいつも圧倒される。


茶室「醒花亭」。東横の庭には加藤清正献上の朝鮮燈籠がある。