Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

京都・大原・三千院 12月2日

大原三千院へつづく川沿いの山道はいつきても気持ちがいい。春は桜や菜の花、初夏は山紫陽花、秋は紅葉と、冬は雪景色と、自然の美しい里だ。
金曜日の午後にふらっと三千院に出かけたのだが、結構人がきていて賑やかだった。なぜかわからないが若い頃から往生極楽院の阿弥陀三尊のなかでも、特に阿弥陀如来像が好きだった。このお寺の元をたどれば、最澄が開基した天台宗の寺院だそうだ。ここにくるたびに思い出すのが、永六輔作詞、いずみたく作曲の『女ひとり」。「 京都大原 三千院 恋に疲れた 女が一人 結城に潮瀬の 素描(すがき)の帯が 池の水面に 揺れていた 京都大原 三千院 」この歌のモデルは岡部伊都子さんだと聞いたことがある。精神が疲れたときにここに来ると癒されるのは、阿弥陀さんが迎えてくれるからかもしれない。