Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

3月2日

あいにく小雨が降るようなお天気だったが、思い切って尾道と今治を結ぶ「しまなみ海道」をゆく。全長60Km。新尾道大橋を渡ると向島向島大橋の向こうは因島。大学の先輩はこの因島出身で、村上水軍の話はよく聞いた。ここで海賊と戦ったのだろうかと思いを馳せる。生口島多々羅大橋を渡ると大三島。友人はこの島で学校の教師をしていたことがある。伯方島、大島。来島海峡大橋をわたれば今治。瀬戸内海には多くの島があることを知って驚く。
今治は日本一のタオルの生産を誇る地で、今治城がある。海辺の町だけあり、今治城のお堀には海水が引き入れている。しばらく車を走らせていると、城らしきものがみえ、そこへアクセスする道を探した。城にへばりつくようにマンションが建っていた。変だとは思ったが、とにかく近づいてみる。城にはいる道がわからないので、たずねてみると、個人の「城」であることが判明。だが、今治城そっくりに作ったそうだ。城には城壁もあり、広い庭がつきものなのに、この不思議な「城」には道も庭もなかった。だまされたような気分になった。
松山道、高松道を通って、高松で一服。ついでに栗林公園を見学。途中で雨が降ってきたので、ゆっくりと梅林を楽しむことができなかったのは残念。淡路島を縦断し、中国道名神を通り京都まで帰る。10時間ほどかけてのドライブ。おかげで腰を痛めたようだ。
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今治城を建てたのは、藤堂高虎。お城の横で馬に乗っている人
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栗林公園の梅園はみごと。