Mwenge Keikoのつれづれ日記

アフリカの人びとや文化の出会いを通して

6月25日 一日家にいる

 今日はのんびりと家にいた。WANのサイトに記事をアップする作業をした。久しぶりに集中した。どうも細かなことが好きなようだ。

 押入れの雨漏りの原因がわからず、ここ二週間ほど、作業が中断している。先日も管理会社に問い合わせたが、生返事で埒があかない。いつまでも押入れのものを部屋中に出しておくのも鬱陶しいので、布団は出したままだが、出した物を押入れに入れて片付ける。梅雨宣言は今年は遅くて、今日も夏日のように暑かったので、雨漏りの心配がないのが何より。

 

f:id:mwenge:20190627115426p:plain 最近は電子ピアノで練習を続けている。気分転換にいいのと、指を動かし、右手と左手が違う動きをするので、脳には刺激になっている。何とか「愛の讃歌」は弾けるようになった。次に挑戦する曲は「ハナミズキ」。右手にシンコペーションのフレーズが多くあるので、右手は押さえたままで、左手で鍵盤を叩くという難しい作業に挑戦している。

  G20大阪サミットの影響で、大阪城が閉鎖されたという。内堀に爆弾が仕掛けられていないか、潜水士の資格を持つ大阪府警の機動隊員が潜水して調べた。27日と28日は大阪城は臨時休館になる。大阪城の迎賓館でG20の晩餐会が開催されるからだそうだ。物ものしい警戒態勢で海外からの来賓を迎える。異常としか言いようがない。ならば、オリンピックは大丈夫だろうか。

沖縄「慰霊の日」

6月23日は沖縄では「慰霊の日」の式典が行われた。終戦の1945年から今年で74年にもなる。糸満市摩文仁平和祈念公園沖縄戦で犠牲になった人たちを追悼した。沖縄では4人に一人が命を落とした。玉城デニー沖縄知事は「県民は想像を絶する極限状況の中で、戦争の不条理と残酷さを体験した」と述べ、「人間が人間で無くなる戦争は二度と起こしてはならない」と述べた。辺野古の埋め立て基地に反対する県民投票の結果を、政府が無視しづけることに強く抗議した。

 安倍首相も参列し、挨拶をした。沖縄に軍事基地が集中することについて、「何としても変えていかなければならない」と言った。辺野古の埋め立てなどについては無視し、いつもと同じく、言葉は空しいものだった。誰も彼の言葉を信じていないのに、どうしてここまで言えるのだろうか。彼は自分が発する言葉の意味を理解しているのだろうか。嘘が平気でつける人は、嘘が真になっていくのだろう。

 毎年、小学生が沖縄戦に思いを寄せた詩の朗読は、素直で誰の心をも打つ素晴らしいものだった。「戦争の悲惨さを 決して繰り返しては行けないことを 伝え継いでいくことは 今に生きる私たちの使命だ 二度と悲しい涙を流さないために この島が この国が この世界が幸せあるように」「家族と友達と笑い合える毎日こそが 最高の幸せだ」

 6月19日、東京都議会で、国に対して選択的夫婦別姓の法制化を求める請願を賛成多数で可決したという。反対は自民党だけだったという。理由は「夫婦別姓が家族を解体する」というものだ。夫婦別姓を認めていないのは、日本だけぐらいだ。世界の多くの国で夫婦別姓を認めているが、家族は解体していない。何ら問題はない。私自身夫婦別姓で仕事をしてきたが、家族との関係に何ら影響はないが、戸籍制度が様々な場面で立ちはだかり、面倒なことが多くある。

大原の朝市

 日曜日の朝は友人の車で恒例の大原の朝市に出かけている。小さなジャガイモやニンジン、玉ねぎ、万願寺、ニンニク、バジルなどを購入。小粒のジャガイモはスーパーには並んでいないので、ここ何度か購入している。オーブンに入れ、オリーブオイルをかけて、15分ほど焼いてそのまま食べる。湯がいてマヨネーズであえて、食べることもある。何と言っても新鮮な野菜なので、素の味が美味しい。

 いつものお花屋さんで、紫陽花と、コレオプシスとペンステモンを購入した。コレオプシスというお花は、コスモスのように見えるが、ハルシャギクとも言われる。お花屋さんに名前を教えてもらった。 ペンステモンはカスミソウを添えてみると、可愛らしさが引き立った。紫陽花は元気をもらうので、この時期は切り花でも楽しむ。

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午後からは上賀茂神社手づくり市をみに行く。久しぶり。マルティナさんは毛糸で何やら編んでいたが、今日はパス。まだマルティナさんから買った毛糸もたくさん残っているので、まずそれを済ませてからにしようと思う。お店を出している人たちは、創意工夫して手作りのものを、関西一円から持ち寄ってくる。見ているだけで楽しくなる。

 境内の楢の小川にプランターに植えたカキツバタを並べていた。涼を誘い、ひとときの憩いとなる。遠くに見えるのが手づくり市のテント。時々ここに来て休憩。

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 塩漬けした梅が水分を出し始めた。徐々に上がっている。暗い場所に移動してしばらくおいておこう。あとは紫蘇を入れ、しばらくして天日干し。なかなか手間がかかるがそれぞれの過程が楽しい。待つことの楽しさも教えてくれる。

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6月22日(土)ゴミ処理場へ

 押入れの雨漏りがまだ解決していない。マンションの管理会社では原因がつかめていないので、精密な機械を導入して雨漏りがしたクラッカーの場所を突き止めるという。だが、なかなか業者は来てくれないので、いまだに布団類や整理ダンスなどが部屋中に出しっぱなし。もうかれこれ2ヶ月近くになる。うんざり。

 この際にもう使わなくなった布団、特に綿入れの布団を始末することにした。綿入れの布団は重くてもう使わない。押入れの中で大きなスペースを占めていたので、それらを処分することにした。近くのゴミ処理場に持ち込めば、100キロまでで1000円、それ以上は2500円。2月ごろにこのゴミ処理場のベルトコンベアーの所が火事になり、それ以降まだ直っていない。持ち込みゴミはすぐゴミ取り車両に移しかえられ、大型ごみ処理場で処分される。

 今回は、布団類と、台所に置いておいたロッカーや棚などを処分した。合計130キロ。かなりスッキリした。

 午前中は、植物園まで朝の散歩に出かける。植物園の紫陽花園を楽しむ。ちょうど蓮の花と競い合って咲いていた。ハンゲショウも負けずと美しい。梅雨の雨は降らないが、それでも紫陽花は美しい。

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6月21日(金) フランス語の授業に出る

 4月からキャンパスブラザ京都で、京都外国語大学の生涯教育のフランス語講座に出ている。半過去と複合過去についてここ三週間ほど、学んでいる。日仏会館に通っていた時に、すでに学んでいたが、動詞の活用を体系的に教わることはなく、自学自習を求められていた。京都外国語大学の授業は先生が日本人なので、日本人がフランス語を学ぶさいに突き当たる問題点を理解できるように懇切丁寧に教えてくれる。ようやく法則性のようなものが理解できた。

 それにしてもフランス語は、英語とは全く異なり、この動詞の活用が理解できないと、言葉のニュアンスが十分に理解できない。人称によって語尾が変化したりするが、それには一定の法則性があった。フランス人には当たり前のことが、外国語を学ぶ私には、どうしてもフランス語の文法体系を知ってからでなければ、次に進めない。そうして英語を学んできたからだ。子供のように音から入っていたら、少しは違ったかも知れない。 

6月20日 梅干しとお掃除

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  梅干しを作る時期になった。ここ何年かは毎年梅干しを作っている。北大路ターミナルにあるスーパーマーケットKOHYOに梅が並び始めたと思うと、翌日も、その翌日も売り切れたのか、品がないのか店頭から消えた。近くの生協で南高梅の梅を3キロ購入した。持って帰るのが大変なので3キロにしておいた。早速梅をザルの上に広げておく。梅のヘタをひとつづつ丁寧に取らなければならない仕事が待っている。綺麗な梅を眺めているだけでも、嬉しくなってくる。

 梅干しやラッキョをしまっている棚の整理をする。要らないものがいっぱい出てきた。ため込むのはやめようと思う。整理をしたので、どこに何が入っているのかわかりやすくなった。「快適な暮らしには整理が必要」。今日の教訓。

 一日中、台所まわりを掃除していたので、夫から外食に誘われる。たまにはいいか。

ナイジェリアのフェミニスト研究者、モララ・オグンディペが78歳で亡くなった。アフリカ文学会でよく出会っていたが、最近姿が見えなかった。とても残念。ご冥福をお祈りする。友人が言っていたが、70代は魔の年齢。この年齢を過ぎれば、80代、90代を元気に過ごせると。だから70代はしっかりと元気な暮らしを心がけようと思うが。。。

6月18日、お習字とバラの手入れ

 

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 久しぶりにお習字に出かけた。「堅持雅操 好爵自縻」(けんじがそう こうしゃくじび)の後半部を書いた。

 「正しい節操を堅持すれば、ふさわしい爵位がおのずからころがりこんでくる」という意味らしい。

 好爵は好ましい爵位。ふさわしい社会的地位。縻は「なびく」という意味で、おのずとふさわしい仕事が回ってくるという。

日頃は、鉛筆であれ、ボールペンであれ、万年筆であれ、文字を書くことはない。ほぞ、キーボードの上で文字を連ねている。筆を持って文字を書くのは気持ちが落ち着く。

 午後からは久しぶりに「大人の小学校」に行く。バラの手入れの講座があった。バラ愛好家たちの集まりだが、私はほんの初心者だ。バラは手入れをすればするほど期待に応えてくれるし、バラには虫が寄ってくるし、いろんな病気にかかる。こまめに手入れが必要なので、忙しかった私には向かなかった。ベランダの片隅に放っておいてもバラは咲いていたが、虫に食われたり、病気をして葉っぱを落としたりだった。少し時間的に余裕ができたので、バラの講座に出ている。Facebookでもバラの愛好家たちの集まりに参加し、どれほど皆さんが努力をしてバラを育てているかを知る機会を得ている。美しいバラを咲かせるには、それだけの努力と苦労があると知ると、花への愛おしさが増す。今日の講座はバラの鉢の植え替え。しっかりと根が揺らがないように紐で十文字にくくる方法を学んだ。納得した。プロにはプロの知恵があるのだと。

 夜は久しぶりにゆっくりとしていると、突然夜10時半ごろに全てのテレビ番組が地震速報に変わった。新潟、山形あたりで6強の地震があったという。夜なので被害がどれほどのものかわからないが、相当に揺れただろう。津波の心配もあるという。

 これまでも地震は日常的にあるが、これほど大きな地震が日本中を襲い、いつ何時どこに大地震が起こるかわからない。日本は戦闘機を購入している場合でも、世界中を訪問して原発を売っている場合でもないだろう。政府は、年金問題をきちんと解決できないでいるので、老後の生活に不安を感じるのは、何も年寄りばかりではない。国民全員だ。それなのに、安倍首相は国会で悪びれることもなく、嘘くさい答弁ばかりする。参議院選挙を睨んでのことだろうが、選挙が終われば、きっと老人から貯蓄や財産を吐き出させるような政策を打ち出すだろう。金融庁の職員が一生懸命仕事をして出してきた報告書を無視するとは、どういう神経なのだ。職員が一人で勝手に書いた報告書ではない。何年もかかって、議論を積み重ねて出した報告書であることは、どんな素人でもわかる。政府の私物化もいい加減にしてほしい。